電子足跡ルート地図：奥州街道歩き旅　七戸十和田駅から野辺地へ
　　初めて海が見える道

奥州街道　七戸十和田駅から野辺地へ

奥州街道を　七戸十和田駅から野辺地　まで歩いたルート地図です。
奥州本街道は山や野原を通っていた為か天間舘一里塚・卒古沢一里塚(蒼前平一里塚ともいう)・坊ノ塚一里塚と原形を留めて残っています。道も未舗装の道が長く続いて　みちのく　を感じる雰囲気の良い道です。

そしてなんと言っても野辺地手前の鳴子館坂の上からは日本橋から７００ｋｍ歩いて来て初めて海が見えます。

この区間は下道とも言われる本道と上道の二つの旧街道があります。今回は下道(本道)の方を歩きました。
七戸十和田駅から北上して中野川を渡った付近が分岐点です。上道は現在の国道4号線の道筋に近いルートを通っていたとの事です。
下道（本道）は山の中や野原を進む道で「奥州街道」（無明舎出版）には参勤交代や幕府巡検使などは下道(本道)を使い，地元の人達は上道を使う事が多かったと書かれています。

注：ＧＰＳの測定誤差，カメラ時刻の狂いなどで写真の位置が実際の位置とずれている場合があります。
注：歩いた道が必ずしも旧街道のルートを正確にトレースしている訳ではありません。
注：ピンク実線＝実際に歩いたGPSログ　　　青実線＝推測したルート