電子足跡ルート地図: おくのほそ道歩き旅
 新庄宿から最上川を下り羽黒山へ

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おくのほそ道 新庄宿から最上川を下り羽黒山へ

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おくのほそ道歩き旅ルート地図 新庄から最上川を下り羽黒山へ

このルート地図は松尾芭蕉と河合曾良が歩いた ”おくのほそ道” を山形県新庄市から最上川を下り羽黒山まで歩いたルート地図です。
芭蕉と曾良は最上川を本合海から清川まで船で下っています。観光気分で船に乗った訳ではなく、
当時この区間の最上川流域に道は無く、本合海から清川までは船運だけが唯一の交通手段でした。
現代では古口から草薙まで観光船下りが運行されています。途中 ”仙人堂” ”白糸の滝” と「おくのほそ道」にも描写がある風景に出会います。
元禄2年に芭蕉と曾良が見た風景とほぼ同じ風景を現在でも見る事が出来る区間です。

  五月雨をあつめて早し最上川  芭蕉

この句を最上川船下りの船上から、滔々(とうとう)と流れる最上川の川面を見ながら味わうとより鮮明に情景が浮かんでくると思います。

そして、庄内平野の東端を歩き現在でも信仰を集めている羽黒山へと歩きました。
羽黒山の山域は鬱蒼とした杉の森に包まれ、森の中に続く石段を踏みしめて登って行きます。
山頂には荘厳な出羽三山神社(三神合祭殿)が建ち神域に足を踏み入れて、清々しい気持ちになります。

注:GPSの測定誤差,カメラ時刻の狂いなどで写真の位置が実際の位置とずれている場合があります。
注:歩いた道が必ずしも旧街道のルートを正確にトレースしている訳ではありません。
注:ピンク実線=実際に歩いたGPSログ