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電子足跡:北海道縦断歩き旅トップページ

2019年5月26日から6月24日の約1ヵ月、美しく雄大な風景が続く北海道の大地を自分の脚で歩いて函館-大沼-森-長万部-倶知安-余市-小樽-札幌-旭川-名寄-天塩中川-稚内-宗谷岬を通って北海道を縦断しました。そのトップページです。


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日本なのに地形も気候も植生もこれまで歩いた本州と異なり、異郷の地に足を踏み入れたような新鮮であると同時に不思議な感じがします。何といっても、これから歩いて行く道が、ずっと先まで見える直線的な道は本州では経験出来ない道です。
そして日差しは強いけど、白樺の森や牧草地を吹き抜けていく風は爽やかで汗ばんだ体に心地良かったです。

なお、今年(2019年)は蝦夷地と言われていた地が北海道と名付けられて150年目との事です。

今回も函館以外は全て車中泊で歩きました。
スタートする駅(=前の日のゴール駅)に車を置いて歩き始め、ゴール駅に着いたら鉄道でスタート駅に戻り車を取りに行く。その後は温泉に直行。そして道の駅で車中泊。それを繰り返して歩きました。
注:列車の時刻の都合で、逆にゴール駅に車を置いて、始発でスタート駅に行って歩き始める場合もあります。

北海道縦断歩き旅ルート地図

北海道縦断歩き旅ルート地図全図
この地図は歩いて収集したGPSログをフリーソフト カシミール3Ⅾ により 国土地理院地形図 に描画してそのイメージデータを加工したものです。

北海道縦断歩き旅のデータ


 リンク
ページ
歩いた日 区間 通過した街 等  GPS移動
距離
備考
函館から長万部へ    2019/
05/26
函館-大沼 桔梗、七飯 29.1km 赤松街道の雰囲気が良い
05/27 大沼-森 21.2km 駒ケ岳が美しい
05/28 森-八雲 榎本武揚上陸地 31.4km 噴火湾(内浦湾)の海岸線を歩く道
05/29 八雲-長万部   31.3km 駒ケ岳と羊蹄山 両方見える道
長万部から然別へ 05/31 長万部-熱郛   25.7km 海から離れ山間の道を進む
06/01 熱郛-昆布   28.7km 蘭越を過ぎると目の前に羊蹄山
06/02 昆布-倶知安 22.0km 羊蹄山が雄大
06/03 倶知安-然別   32.7km 羊蹄山が背後にそびえています
然別から小樽を通り札幌へ 06/04 然別-小樽 余市 30.0km 余市で再び海に出会います。
余市はニッカ蒸留所があります
06/06 小樽-札幌   36.0km 小樽、札幌は垢ぬけた綺麗な街でした
札幌から旭川へ     06/07 札幌-江別   25.0km 北大キャンパスを歩きました
06/08 江別-峰延   29.1km 石狩川を通りました
06/09 峰延-砂川 27.3km 29.2㎞の直線国道があります 
06/10 砂川-深川 滝川 31.4km
06/12 深川-旭川 神居古潭 32.1km 神居古潭&旧国鉄神居古潭駅舎があります。
旭川から名寄へ   06/13 旭川-塩狩 比布神社
塩狩峠
29.9km 塩狩は三浦綾子の小説「塩狩峠」の舞台です
06/14 塩狩-士別   25.2km 広大な耕作地が広がります
06/15 士別-名寄   22.8km 穀倉地帯を通る道です
名寄から天塩中川へ   06/16 名寄-紋穂内   29.6km 国道40号線から離れてローカルな道を歩きました
06/18 紋穂内-筬島   32.2km  
06/19 筬島-天塩中川 北海道命名の地 28.8km 天塩川が削った山塊の間を歩きました
天塩中川から稚内へ  06/20 天塩中川-上幌延   29.4km 牧草地が増え北海道らしい風景です
06/21 上幌延-徳満 サロベツ原野 27.2km サロベツ原野のだだっ広い草原を歩きました
06/22 徳満-稚内 兜沼 38.2km 兜沼付近から丘陵地帯になります
稚内から宗谷岬へ 06/24 稚内-宗谷岬   31.0km 宗谷岬 日本最北端
宗谷湾の風景が美しいです。
       合計 727.3km  

北海道を歩くときの注意点


1)食堂や商店はもちろん自動販売機も稀な区間が結構ありました。充分な飲料水・昼食・行動食を持参する事をお勧めします。
2)北海道の道は広いと思っていましたが、特に山間部では白線だけの歩道で幅も狭い区間が多々ありました。
3)都市部以外は駅と駅の間隔が長く10kmくらい離れており、大半は無人駅でした。 
4)それ程多くはなかったですが携帯電話が圏外になる場所がありました。
5)旅館・民宿泊で歩いている方から聞いた話ですが、宿泊施設は工事関係者が長期間宿泊している事が多く、宿泊施設を予約するのに苦労しているとの事でした。
6)街と街の間にコンビニなどはあまりないので、休憩場所は駅やバス停の小屋或いは廃屋の軒下を借りる事が多かったです。駅間の距離は長いですし、バス停もかならず小屋がある訳ではないので疲れたなと思ったら早めに休める場所を探して休んだ方が良いです。



7)1回だけですが、車で移動している時、熊が国道を歩いていました。歩いている時に遭遇しなくて良かったです。熊よけ鈴やホイッスルを持つなど熊対策をした方が良いと思います。
8)狐がごく当たり前に歩いています。人間を恐れないで、近くまで寄ってきます。
インスタグラムでフォローさせて頂いている、LA在住の北海道民の方から教わったのですが、狐はエキノコックスという寄生虫が寄生しており人に感染する場合があるとの事です。狐や糞などに触れない様にしてください。

写真左:車が行きかう国道の右側を歩いていく熊。20秒ほど国道を歩いて脇に消えました。
写真右:犬かと思いましたが紛れもなく狐でした。



END

2020/12/07 イラスト追加
2019/08/12 然別から小樽を通り札幌へ を追記
2019/08/01 長万部から然別へを追記 & 記事の順番を変更
2019/07/18 北海道縦断歩き旅ルート地図をhtmlからイメージデータに変更
2019/07/06 作成

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